新卒で働きだしたメーカーを退職し地元に戻り
市役所職員として働いていたけど、
再び転職することにしました。
今回はその理由などについてお話(不平不満の吐き出し)させていただきます。
【スキルアップしない】
毎日の仕事で行う作業自体は簡単なことがほとんどでした。
実務スキルでいうと、
Excelは簡単な関数(sumくらい)しか使わず、グラフ化だったり数ある機能も全く使わない。
公文書を作るWordも、前回文書のコピーを使うのみ。
思考スキルはというと、
法律をいかに抽象的に、拡大解釈できるか
いかに玉虫色の発言、応対ができるか
いかに現状を肯定し納得させるか
みたいなことばかりに頭を使い(これはこれで重要ではあるんだけど)、
課題解決力が~とか、戦略策定が~とか いうものから遠かった。
ずっと市役所で働くなら、ずっとこういう簡単な作業しかする必要がないので、
まぁ最悪それでも構わないとも考えられましたが。
【公私の境が薄い】
休みの日も市役所職員。公務員。聖人であれ。
「あいつは公務員」という目で見られ(てるような気がして)
どこか羽を伸ばしきれないというか、いつも少し気を張ってるというか。
別に悪いことをしたいとか、そういうわけでは決してないのだけど
「公務員だから、、」 「公務員なのに、、」 に四六時中 縛られてて
どこで誰に見られてて、いつ何を言われるかわからない、みたいな。
どこか完全にはリラックスできていない。そういうストレスがありました。
大して給料ももらってないのに。
【災害時の緊急動員】
災害発生時は避難所開設などの動員がかかる。
大雨や地震が一定以上の規模になると、指示された拠点に行かなくちゃいけない。
自分の身の危険の事ももちろんそうなんだけど、
自分の家族も心配な時に離れなくちゃいけない、
市民のためとは言え、これは結構モヤモヤ。
【土日のイベント動員】
他の部署が主催する行事に駆り出されることも多かったです。
地域のお祭りやイベント(駐車場整理だったり、イベント運営本部の人だったり)
や、選挙(投票事務、開票作業など)のスタッフなどが代表的な例。
当然、給料は発生するんだけど、正直そんなんいらんから土日は好きにさせて、って思ってた。
【収入面】
転職を考える理由の上位にくるのはやっぱりお金。
市役所職員、正直 給料は低い。
確かに安定はしてるんだけど、かなり低い位置での安定。
民間企業に勤めている親友の給料と比べると笑えるくらい少なかったです。
だけどこれを言っても世間はあまり信じてくれず、
謙遜してるんでしょ、とか、そうは言っても貰ってるんでしょ、とか、
妬まれないように低く言ってるんでしょ、とか、とか、、モヤモヤ、、
退職金は民間よりも高いけど、これは定年までちゃんと働いたら、という前提付き。
少しでも自己都合で早く退職したら、金額はガクッと下がる。
給料表を使えば将来の昇給の程度もわかり
自分である程度具体的にシミュレーションできるので、
いずれ転職をするのであれば、それが遅ければ遅いほど損になることも簡単にわかった。
【年功序列の仕組】
給料と業務量のアンバランスの話。
40代後半以降の方たちは、実務スキルの低い人が多い印象。
若い人たちがやってくれるから、任せてる、みたいな。
やらないから いつまでも できない、みたいな。
そういう やらない・できない人でも、年齢さえ高ければ給料が高いところがまた何とも。
一方 自分がどんなにやっても給料は低い。残業しても時給は低い。
やればやるだけ回ってくる仕事。時給が低いから、残業の多い部署に回される。
【市民対応、議員対応】
窓口にいる市民、電話の向こうにいる市民、
文書の宛先、この業務の先にいる市民、
その方々の税金からお給料をいただいているんだ。
議員は偉い。頭がいい。我々市民の生活を良くしてくれる。
その方々に最大限 尽くせ。
文句を言うな。聖人であれ。従順な公僕であれ。
【転職を決意】
生涯(少なくとも定年までは) 聖人であることを、従順な公僕であることを選択した上司を見てると、
「生きてるんじゃない、死んでないだけ」
みたいな未来が自分を待ってるって考えてしまって
このまま働き続けることが怖くなってしまった。
こういう状況を
『やりがい』とか『育ててくれた故郷への恩返し』という動機だけでは
乗り越えられなくなってしまって、転職するという選択肢が現実味を帯びてきた。
誰のために、何のために働くんだ?
自分が納得できるだけの ギブ アンド テイク になってるか?
このままでいいのか?
誰の人生だ?
【家族】
1つ目の就職先を辞めたいと思ったときは、県外で一人暮らしだった。
親と離れたところで暮らすのに疲れたとか、
次も知らない所で ひとりで 一からチャレンジすることへの恐怖とか、
少し情けないけど、そういう精神的な理由で地元に戻ることを選んだ。
この度は、そういう面でも状況が違った。
結婚し、子どもができていたので、一緒に新しい環境に行ってくれる家族ができていた。
妻に転職を相談して、大変ありがたいことに、了承し応援してくれた。
(両親・義両親にはめちゃくちゃ反対された。)
正直、妻を巻き込む事になるので、
妻の人生はいいのか?
ってのも相当に悩んだ。
妻にとっては、駄々をこねられて仕方なく、だったんだろうか。。
・・・今日も笑顔でいてくれる妻に感謝しないとだな、って改めて思います。
いつもすみません。
誰に向けた何の話になっちゃったんだろう。。
副業実践人
エビ五郎
7歳と5歳の子どもの親をしているヒトです。 本業収入(会社員給料)以外にも自由に使えるお金がほしいと常々思っていましたが、ようやく実践してみようと立ち上がりました。 忙しいあなたの代わりに、同じく忙しい私が 副業にまつわるあらゆるモノ/コトに関し リサーチ&トライ&エラーを繰り返します。 そしてその過程で得られる何かをキャッチ&リリースします。 メルマガ登録していただけると より効率よくお届けできますので、 ぜひ上のボタンからよろしくお願いします。