今回は1つ目の就職先、つまり大学新卒22歳、社会人1年生の就職先の話。
入社したのは大手電機メーカー。
自分は文系(経済学部卒)だったので事務系総合職として採用された。
リーマンショック直後の氷河期で、前年に比べ採用数が激減した年だった。
【新入社員研修】
始めの1か月は本社や研修施設での全体研修。
事務系・技術系合わせて300人弱の同期と座学だったりビジネスマナーだったり
グループディスカッションだったり。
研修を受けるだけで、まだ会社に利益を何ももたらしていないのに
お給料がいただけたのは、とてもありがたかったなぁ。
おかげで初任給で両親にプレゼント、みたいなこともできたし。
【販売実習】
その全体研修の後は、家電量販店に派遣されて営業販売実習。
家電量販店に毎日通勤し、1日中 自社製品のセールス。
首からメーカー名が書いてある札を下げて
プロですから何でも聞いてね みたいな顔をしてお客さんを迎えてた。
当時はテレビがアナログ⇒地デジに切り替わるタイミングで
ほっといても何かしら売れるっていうのがあった中、
いかに自社製品をお客さんに売り込むか、
いかに高付加価値品(つまり値段の高いもの)を売り込むか、
いかに多く売り込むかが求められた。
リビングの36型テレビを買いに来たお客さんに
「36型ですか、それじゃ小さすぎますよ。
3m離れたダイニングからも見るなら50型ですよ。
ちょうど今、3Dっていうのが出だして結構買われる方がおられますよ。
次テレビを買い替えるのは10年か15年後じゃないですか?
その間に3Dは間違いなく主流になるので、
今買っておかないと10年間乗り遅れることになりますからね。
ブルーレイレコーダーも当然3D対応じゃないと。
薄型テレビの欠点は音も薄っぺらいところです。
弊社のテレビは他社よりはいいですが、
こちらのオーディオセットがあると桁違いに良いですよ。
あとは子ども部屋とおばあちゃんの部屋にも36型か22型くらいのテレビをご一緒に。
今なら政府のエコポイントでお得ですからね。
お子さんの部屋にレコーダーも必要ですね。
2番組同時予約はマストですよ。
お母さん、キッチンの家電の調子はいかがですか?
何かお困りのことがあればお聞きしますよ・・・・・」
懐かしい。
でも まぁーーー難しかった。
当然 全体研修で習ってロープレしたようにはいかないもんだ。
ちゃんと売ろうと思えば上記みたいにガッツリ売れたり、
やる気でなくて手を抜いたら ちゃんと他社様のに取って代わられたり。
良くも悪くも自分次第で結果が変わる、数字に明確に表れる という。
働く ということを学びました。
お客さん一人ひとりの生活スタイルを聞き出して
この方はテレビに何を求めてるんだろう、とか
こういうテレビだったらこの人の生活はより良くなるだろうな、とかを
想像して提案して製品がもたらす価値を提供する、っていう。
カッコつけて言えばそんな感じ。
そんなこんなで8か月間、店舗に立ってメーカー説明員をやった。
【工場経理】
その後、自社工場に正式配属が決まり、
希望していた経理としての勤務が始まった。
担当することになったのは資金管理業務。
毎月の資金計画を作成したり、工場の支出を管理したり。
これまでエクセルをほとんど使ってこなかったから仕事ではかなり苦労した。
簡単な関数すら知らず、それをどう解決したらいいのかもわからず、
何をやるにしても時間がかかった。
仕事の内容も、決められたルールに従って
右から左へ数字を流していく単純に思える作業ばかりで
自分がやる事で何か付加価値が生まれているという気が全くしなかった。
今思えばそれで良しとしていた自分にこそ問題があったのだが。
【転職を決意】
入社から2年半が経った頃
(工場経理に本配属されて2年が経った頃)
転職を考えるようになった。
元々、強いこだわりがあったわけではない業種・会社で
生き生きと働くことができていないことに気づいて、
自分の価値も見出せないことが嫌になったんだと思う。
この会社の経理で定年まで働き続けるという未来に絶望し
いつかは転職したいと考えるようになったんだけど、
じゃ、いつかっていつ?ってなったときに
長く働いたところで、あと数年とか十数年後に転職するときに
武器となるような自分の実績が今の延長線上で出来ていくことも想像できず
それなら「第二新卒」って言われるような まだ若いうちに動いた方が
より選択肢も多くあるんじゃないかと考えるようになった。
また、同じ時期に会社の業績が悪化して基本給やボーナスが減額になったり
同期も大量に辞めていったことも より転職方向に自分の気を寄せることになった。
他人がどうとかってのは本当は関係ないはずなのに。
で、その時お世話になったのが
この転職サイトです。
http://
みたいな感じで広告載せるんかな?
まだよくわからんから出来んけど。
副業実践人
エビ五郎
7歳と5歳の子どもの親をしているヒトです。 本業収入(会社員給料)以外にも自由に使えるお金がほしいと常々思っていましたが、ようやく実践してみようと立ち上がりました。 忙しいあなたの代わりに、同じく忙しい私が 副業にまつわるあらゆるモノ/コトに関し リサーチ&トライ&エラーを繰り返します。 そしてその過程で得られる何かをキャッチ&リリースします。 メルマガ登録していただけると より効率よくお届けできますので、 ぜひ上のボタンからよろしくお願いします。